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> アンコール小児病院
11月6日(土)

 宮崎大学医学部清花祭実行委員会が主催しました特別講演会「アンコール小児病院を通して見た国際医療」に行ってきました。

講師の看護師赤尾和美さんが勤務されているアンコール小児病院は、日本人カメラマン井津建郎氏がカンボジアの子どもたちを救うために設立した24時間体制の救急病院で、日本とアメリカの会員からの支援金で運営されています。これまで80万人以上の子ども達がこの病院で治療を受けてきました。

1970年代のポルポト政権時に医師を含む知識人が大量に虐殺されたことも原因で、カンボジアの医療は医師や看護師不足で崩壊寸前です。
また現代の日本では考えられないような不衛生な環境から子どもの死亡率も高く、狂犬病で無くなった子どもの映像も流れましたが、ベットの上でもがき苦しんでいる息子を抑えつけながら呆然と立っている母親の姿を見て、改めて私達日本人は恵まれた環境で生活していることを再認識しました。

救急車も無いので何人かで担架を担ぎ病院まで歩いて運ぶのですが、病院まで何日もかかる地域の患者は病院に着く前に死んでしまうことも多々あるようです。

 その中でカンボジアの子ども達達のために献身的に活動されている赤尾さんですが、本人もおっしゃっていましたが、決して自分は特別ボランティアの精神が強いわけでもなく、たまたまアメリカの病院に勤務していた時にいやいや先輩に付いてカンボジアに来たことが今の活動につながったとのことです。
私の座っている席からステージまで距離がありましたので、ハッキリとお顔は見えませんでしたが、身長も低く写真で見る限り普通の女性でした。
その方が、日本では考えられないような不衛生な国で、(郊外に出るとトイレは草むらであったり、診察に訪問したお宅で出されたお茶の入ったコップは、汚れが付着しており、しかも飲んでみると濁った水であったり、腹痛の患者さんのお腹の中から1kgの回虫が出てきたり・・・・。)そんな国で命を救うお仕事をされていることに頭が下がりますし、また私自身が世界の実情を知らないということをつくづく反省しました。

 「早くて便利なことが果たして良い事なのか、不便であることの心地よさを知り、日本人が忘れている五感を研ぎ澄ますことが大事である。」との言葉がとても印象的でした。
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by Saito-Ryosuke | 2010-11-09 09:46 | 日記